ご興味があれば

三絃の譜面　は一枚の単独の紙が何枚かのセットで一曲になっているので、
自分のタイミングに合わせてめくれるのですがお琴の譜面は普通の冊子と同じ作りになっているので、1ページ毎に必ずめくらなければなりません。

お琴も長くやっていると(弾きこなせるかどうかは別として)　当然ながら難曲が増え、
それと共に要領良く・素早く、譜面のページをめくることが要求されます。

私は新しい譜面を手にするとまずページの下コーナーを三角に折る作業をします。
三角に折ったことでコーナーがめくれあがり、指がかけやすくなりって更にはページがめくりやすくなります。
この方法は以前からしていたのですが・・・　(下へ続く）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　使い込んだ譜面です。ふめくるを貼った状態　　　　　　　　　　ハマフラワーパーク様にて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（写真が見やすいように外ブチに色を付けています）& nbsp;

(続き)　手の混んだ箇所を弾いている時に、ページめくりの位置に差し掛かると
焦ってしまって、ページに指を掛け損なって空めくりしたり、2ページを一度にめくってしまったり。
または使い込んだ譜面だと、ページのコーナーが手垢でつるつるになっており
すべってしまって曲にあわせてめくることができなくなってしまいます。

　　　　うまくページがめくれる補助材のような物はないのか？
　　　　指をかけやすく、譜面を傷めない物。ヤスリの表面のようにざらざらした、そんな物は？

そんな商品を探してあちこちのホームページや、楽器屋さん、100円ショップ等さがしましたが
気に入るものはありませんでした。

気に入った物がなければ自分で作ってしまえ！　と探していると自分の会社に　“表面のざらざらした恰好の材料”　がありました！

自分でコンピュータを使って材料を三角に切って、　
三角の角度も、大きさも、自分の納得の行くまで四苦八苦していくつも試作をして、やっと何とか思うものができました。

思った通りこの三角のシールを使うことで、譜面への指のかかりが良くなってページめくりが非常にスムーズに行くようになりました。
今では自分の日々の練習と内輪の会や演奏会などの、年間二十曲ほど弾くすべての譜面に
この三角シールを順次貼っていくようになりましたので300冊ほどの（正確に数えたことはないのですが）
譜面の大多数にこの三角のシールが貼ってあります。

このシールに譜をめくるという意味で　ふめくる　という名前をつけました。皆様も是非お試しください。

※ 　この使用感は私が感じたままのものです。　　
※　私のお琴の演奏は趣味で行なっております。プロとしての演奏活動ではありません。